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エジプトでピアノ調律をしています!



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Sallyninja

Author:Sallyninja
エジプトでピアノ調律をしています!
ふと気付いたら、エジプト在住が10年を超しておりました。
今まで、世界各国から運ばれたさまざまなピアノや、人との出会いがありました。
実は娘と競い合う事になり、ブログを始めましたが、全く敵う気がしない…



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おもちゃのピアノとピアノの中身
おもちゃのピアノも色々ありますが、音程がおかしかったり、色々ですよね。
その中でもKAWAIから出ているミニピアノは、音程も良く、音色も素敵。

先日Oさん(また0さんネタです)のお宅にお伺いした際、ピアノの横に置いてあったのですが、
これと同じミニピアノが家にもあります。
うちと言っても日本の実家ですが・・・

CIMG1199.jpg

音色に惚れてしまい、子供にというよりは、自分が一目惚れしてしまい購入したものです。

ちなみにカワイから、木製の物などもう少々高級なミニピアノも出ています。
http://www.kawai.co.jp/toy/sound/1104.html

あの盲目のピアニスト、辻井伸行さんも幼い時にこのおもちゃに親しんだとか。



どうしても中の構造が知りたくて、子供の夏休みの自由研究と称して、蓋を開けてみた事があります。

中はこんな感じ。
CIMG1200.jpg

鍵盤後ろの部分が、鉄琴を叩くようになっているのが解りますよね。

是非、小さいお子様のおもちゃにいかがですか?
大人もかなり遊べます。


ついでに、その時に私が小さい時から慣れ親しんだピアノの中身の写真も撮りました。
カワイのピアノですが、一番評判の悪い時代のピアノです。
ピアノの中を見た事が無いわっ! って方。
ぜひ、お楽しみ下さい。


まずは、前側パネルの上と下部分を取った写真。
CIMG1193.jpg


中のアクション部分、前側からとった写真。
CIMG1195.jpg

アクションの裏側。
CIMG1196.jpg


こうやって見ると、ピアノってたくさんの部品に、
たくさんの素材を使用しているのが解りますよね。

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宗教と音楽
イスラム教と音楽と言っても、イスラム教徒の中でも色々で、
音楽はハラーム(絶対にいけない事)という人もいれば、ハラームではないと言い切る人と、
全く二手に分かれますが、やはり生活レベルに応じて分かれているような気がしてなりません。

ある時カラスのおばちゃん(黒ずくめで目だけ出ている)と話していた時、
カラス:あなた、仕事は何をしているの?
わたし:ピアノを直してるの(調律と言っても通じませんから) 

ハラーム!

と、一言で斬られた事があります。


とっても歌がうまくて大好きなのに、音楽はハラームだからという理由で、
泣く泣く、歌手になる事を諦めた人も知っています。


さて、1日に5回聞こえるアザーン。

車に乗って音楽を聞いている時にアザーンが聞こえると、
慌てて音楽を切るエジプト人も多いですよね。

だからピアノもしかり。
アザーンが鳴っている時は、ピアノを中断しなければいけません。
かなりノッテいる時はつらい・・・

ピアノ調律もしかり。
ただし、これは敬虔なイスラム教徒かどうか、お客様を見て判断してます。
お聞きする時もありますし。

私はご近所さんに気を使って、アザーン中は弾かないようにしています。


ピアノをどうしても練習しなければいけない理由が出来てしまい、
ピアノを弾き始めた所、アザーンが鳴り、こんな事を書いている訳です。


カイロ在住の方でも、知らない方。
まぁ外国人に対しては、色々と言わないとは思いますが、
知っていたら良いだろう、的ネタでした。

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我が家のピアノ
さて、本日は我が家のピアノ。
ヤマハのU1で、製造番号から1960年製だと解ります。
凄いですねぇ、私より年寄りです。

ちなみにヤマハのピアノをお持ちの方。
ここのサイトは、製造番号を入れるだけで、年数が解り大変便利。

http://cryp.org/ymh/


実はこのピアノは、エジプトに来る時に日本からコンテナで運んだピアノなのですが、
その当時はまさか、エジプトで調律をするようになるとは夢にも思わず、
自分のピアノを調律する為に、工具を持って来ていた訳でして・・・

しかもこのピアノ。
日本に居る時に、シリア人のお友達が引っ越した先に、
このピアノがあり、その前に住んでいたイラン人の日本人の奥様が置いて行ったピアノ。
当然、ピアノなんて必要のないシリア人のお友達。
一時は家の中でも邪魔だと、軒下に出されていたものを、貰ってきました。

さて、エジプトにコンテナが到着した当時、12年前。
もちろんピアノを運ぶ人など、来たばかりで知るわけも無く、
大人数の近所の力自慢(?)達が、当時住んでいた11階まで素手で上げましたとさ。

あがってくる間、

ガンガンガン、ゴンゴンゴン
ガンガンガン、ゴンゴンゴン


もの凄い音。

我が家の玄関に着いた時は、ピアノは傷だらけ、ペダルは壊れて外れてました。
みなさん、絶対にこんな事をしてはいけませんよ~。

その後ペダルを直し、凹みが出来た所をパテで埋めるのだけで、ホント、大変だった!!
なんせ本当に広範囲。
ここまでひどいと、塗装は機械で全塗装しなければいけないんでしょうが、
そんな機械がエジプトにある訳ないし、技術も無い。
しょうがないので、きりたんぽでポテポテと。
途中で力尽きました。



さて、なかなか自分のピアノは手入れが行き届かないものでして、
クリスマス前にようやく調律をして、どうしても嫌だった音色を変えるべく整音をしました。
とっても響くようになってしまったからか?
下の階の人から初めて、うるさいとクレームを貰ってしまいました。
エジプトでですよ。
私的には、とっても気持ちよく弾けるようになったピアノなんですけどねぇ。
申し訳程度に、ピアノの下にじゅうたんをひきました。

IMG_0448.jpg
(写真で見ると、塗装が嫌になったのが良く解るでしょう)


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寂しい別れ
さて、前にもご紹介した韓国人の音楽家ご夫妻。

http://sallypianotuner.blog.fc2.com/blog-entry-13.html

私たち観客にとって大変残念な事に、エジプトを離れ、韓国に戻られる事になりました。


だいぶ悩んでらっしゃいましたが、韓国でサイレント付きのピアノの購入が、
なかなか難しいという結論に達し、持って帰られることにしたようです。

荷出し当日、ハンマーのロック(固定)にお伺いしました。
色々な国からやってくるピアノを見ますが、ロックを掛ける国は少ないようです。

そう言えば、このピアノも日本からエジプトにやって来た日、
やり方の解らないエジプト人が、弦と弦の間から鋏を突き入れて、
ひもを切ろうとしていたのを見たKさんから、SOSのお電話を頂いたのが始まりでした。

IMG_0425.jpg

さて、引っ越し業者が到着して知ったのは、アップライトピアノの運搬はした事があるが、
グランドピアノの運搬をした事が無いと!!

慌てて、ピアノ運搬人を呼びました。
彼ともかれこれ7年ほどの付き合いになります。
もちろん日本程の技術は無いですが、時間通りに来ますし、なかなかです。
しかも名前が、現在のエジプト大統領と同じ。
名前を聞いた皆さんが笑います(どういう意味だ?)

IMG_0430.jpg

お二人のこれからのますますのご活躍、楽しみにしています。



教えられる事ばかり・・・
日本人でありながら、割に日本の事を知らないなぁと思わされる事が、
外国人のお客様を通じてあります。

アメリカ人に、
黒沢明の“7人の侍”を観た事があるかと言われ、
英語字幕の黒沢明作品のDVDを何枚もお借りして帰った事もあります。

昨日はエジプト人に、
世界的に有名な建築家の、丹下健三を知っているか?と。
その場でウキペディアで調べました(笑)

私並みに無知な方へ、ウキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E4%B8%8B%E5%81%A5%E4%B8%89

学ぶ事ばかり・・・


ニューイヤーコンサート
さて新年早々、大使館にて2台のピアノによるコンサートがありました。
こちらでピアノの先生をされている方と、日本人学校の音楽の先生の男性2人の連弾です。

大使館のホームページより
http://www.eg.emb-japan.go.jp/e/culture_event/event/2012/20121224.htm

当初、フレンチのグランドピアノ2台を考えておりましたが、処々の事情から、
演奏者所有のスタインウェイのアップ2台での演奏となりました。

この2台、前にもブログでご紹介しています。
http://sallypianotuner.blog.fc2.com/blog-entry-47.html

この2台とはもう10年来のお付き合いになるんですね。
ピアノは手を掛ければ掛けるだけ良いと、大変御理解があるので、
大変仕事もしやすく、調律のみでなく、整音、整調と、その都度手を掛けてきています。

黒のピアノに関しては何年か前に、日本から調律師の知り合いも来て、
2人で、全弦交換をしております。

さて今回のコンサート、男性2人の連弾もめずらしく、それも楽しみの1つだったのですが、
実はもう1つの楽しみ方が、この2台のピアノの特色の違い。

黒が1909年製(明治40年)、茶色が1924年製(大正13年)で、どちらもハンブルク製なのですが、
何故か黒のスタインウェイはニューヨーク製の特色を持っており、全く個性が違います。

IMG_0421.jpg


ピアノの後ろを見ましたが、作りはまったく一緒。

さらにコンサートの前に、それぞれの個性をより強調すべく、整音をしました。
黒は男性的に。茶色は女性的に。

この2台、かなりデリケートで、その時その時で音色が変わったり、響きが変わったり、
かなり楽しませて頂いてます。
これからもどう変化していくのか?
大変楽しみな2台です。

肝心のコンサートですが、譜めくりを頼まれていた為、
全くゆっくりと聴けなかったのが大変残念でした。

IMG_0416.jpg



Boston piano
年末最後にお伺いしたお客様。
イギリスから個人輸入をされたであろうボストンピアノ。
日本で約240万円。
エジプトに入れる際のピアノの関税に、一体おいくらかかったのでしょう・・・

初めてお伺いしたのが2年前。
調律を6カ月前にしたばかりだけれど、ピアノの先生に調律の必要があると言われ、
私の元にお電話がありました。
初め聞いた時に、音は合っているけど、どうも詰まった音色で、
スタインウェイ系列のピアノなのにどんなピアノだ・・と驚いてました。
しかし調律後、弾いてみてびっくり。
素晴らしく濃厚で素敵な音じゃないですか!?
どうやら調律の音の合わせ方に問題があったようです。
これもエジプト。

IMG_0317.jpg

スタインウェイブランドですが、何と日本のカワイの工場で生産されているんですよ。
だから、日本製。
 

ボストンピアノ ウキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E

ホームページ
http://www.steinway.co.jp/pianos/boston/grand/gp-178-pe/

you tubeでボストンピアノのこんなプロモーションビデオまで。



あまりに素敵なピアノとご自宅だったので、ぜひホームパーティーをする事をお勧め。
去年に引き続き今年で2回目、韓国人クラリネット奏者とピアニストご夫妻の演奏会が開催。
去年は私の周りのお友達をお誘いし、素敵な演奏を素敵な邸宅で聞かさせて頂きました。
そして残念な事に、エジプトを離れるご夫妻最後のこのピアノでの演奏会なのに、
家族旅行に行く事になった為、今回の演奏会にお伺いする事が叶わず。
本当に残念。

IMG_0316.jpg




明けましておめでとうございます!
皆様、明けましておめでとうございます!

マンションの屋上に上がって、初日の出を待ちましたが
あいにく下の方に雲が厚く、なかなか上がってきませんでした。

IMG_0343.jpg


ちょっと経ってから我が家のベランダからの初日の出。

IMG_0321.jpg

本年も、宜しくお願い致します。




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